冬の育苗場

12月、ポット苗木は、すっかり葉をおとし、冬越えの準備完了です。
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 来年の芽吹きが楽しみです。

種から発芽して育っています。

元気に育つポット苗の四季をご覧ください。

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冬を越えて、新芽を出し始めたニシキギ。 みずみずしい新緑です。

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種から発芽したポット苗1年生です。 水やりが一日も欠かせません。

ポット苗140922 (1) 3年-s
八ヶ岳は寒いので、成長はゆっくりですが、3-4年するとこんなに大きく成長します。
もう充分に植樹できる大きさです。
厳しい冬も越えて強い苗にじっくりと育っています。

ポット苗140922 (3)-s
小さな木々も、それぞれの個性をだして、秋には紅葉します。
やがて、葉を落とし、冬木立になり、冬を迎えます。
私たちは、苗が厳しい冬を無事越えるよう、冬支度に大忙しとなります。

こんな風にして、苗木達は育っていきます。

冬越えの準備

冬の準備では、棚からポットを地面へと移動します。
地面からの熱と湿度が、ポット苗の恵みとなります。

今年は、藁を保温用に使ってみました。
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無農薬で育てた稲の藁を使っています。安全です。 
風で吹き飛ばされないかと心配していましたが、大風にも負けず、全く問題ないようです。

冬越え131216-s
八ヶ岳には、八ヶ岳颪(おろし)と言われる強風があります。
特に冬は強いので、ネットで周囲を囲みました。 

これで、冬の準備完了です。
この冬は雪が早くから降ったため、保湿も充分のはずで、春の芽吹きが楽しみです。

みんなで毎日育てています。

今年は乾燥しています。 春は、記録的な小雨。 そして、空梅雨。
ポット苗は、毎日水を必要としています。

そして、今は、苗をポットに移すポット苗作りの季節です。
とにかく忙しい。 今年は、福祉施設の人たちの協力を得て育てています。
八ヶ岳が自然豊かな地域になることを、目指して。

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ポット苗元気に育っています。

ポット苗は、30cmになると植樹できます。
この写真は、これから植樹を待つ元気なポット苗です。
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下がポットに移して1年目です。 3年たつと上のように成長します!
太陽をサンサンと浴びて、樹木は成長していきます。
その間、水やりをし、冬期間も、厳しい冬を越えるよう見守って管理をしています。
そうして、春になると、こんな風に芽吹いてきます。
1305芽吹き1年目 hp
プロフィール

jyumokunokai

Author:jyumokunokai
私たちは、八ヶ岳自生の広葉樹の苗木を扱いが簡単なポット苗にして育てています。
森をみると心が和みます。 森を作る樹木には、いろいろな力があります。人を和ませる力、防風、防音に保水力、更に、心地よい景観や木陰、四季を彩るなど、樹木の力は無限です。そんな樹木が森だけでなく、まち中や庭にも広がっていくことを願っています。

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