ポット苗でカントリーヘッジ

秋晴れの気持ちよい日に、
太陽光発電施設の敷地にポット苗を植栽しました。

施設に隣接するお宅の方が
樹木によるカントリーヘッジを希望されているとのことで、
私たちの育てたポット苗が使われることになりました。

『カントリーヘッジ』というのは、自然を利用した垣根、
という様な意味合いになるかと思います。

土地の境界のところに、ユキヤナギを植樹。

02-IMG_3081.jpg
すくすくと育ったユキヤナギの白い花が風にサラサラ揺れる姿を想像しながら、
1本づつ手作業で丁寧に植えました。

03-IMG_3093.jpg
寒さと乾燥から守るために、藁をしっかりと充てました。

ユキヤナギを植えたその奥の方の法面には、
広葉樹の苗を植えました。

02-IMG_3091.jpg
左側が施設と元からある垣根で、真ん中が今回植えた苗です。

土地本来の苗木をたくさん植えたので、
数年後には左の垣根よりも大きく育って、
きっと温もりのある優しいカントリーヘッジになることでしょう!

ポット苗で、森の復元!

八ヶ岳の在来樹木による森の復元をしたいと事業者の希望で、私たちのポット苗が使われました。
森の復元です。

1709 LOOOP 全体 (1)s
八ヶ岳大泉町の標高1200mの森が伐採され、ぽっかり空いた地。
ここが私たちの苗で森になっていくと思うと、感慨深い。

1709 LOOOP 植栽 (4)s
まだ植えて間もないのに、しっかり根をおろしているように見える。
小さい苗にも紅葉の季節が来た。 まるで着飾って競争しているようだ。

1709 LOOOP 植栽 (8)s
天に向かって、大きくなるぞ by マユミ!

1709 LOOOP 植栽 (16)s
黄色に色づいた、ダンコウバイ。 10年後には、大きくなっているだろうな。
とても、魅力的な森になりそうな予感がする。

いよいよ出荷

八ヶ岳の秋晴れの今日、 いよいよ出荷です。
1709出荷 (4)s
大きく育ったアズキナシ。 もうすぐ山に戻ります。

1709出荷 (3)s
低木のポット苗があった棟。 すっかり、寂しくなりました。

1709出荷 (7)s
いよいよ、山に運ばれていきます。 
「元気に頑張るんだよ」、とおもわず声かけました。

植樹: 太陽光発電施設へ

八ヶ岳南麓には、太陽光発電施設が非常に多いのですが、
在来樹木で目隠しを作りたいということで、先日、当会のポット苗で、植樹を行いました。

在来樹木を植えたいという住民の人達の意識は、大変嬉しく、
頑張って、植樹をしました。
s-太陽光 自然電力 1706  (2)
植える場所も決まり、いよいよ植樹開始。
早速、穴掘り担当が、穴掘りです。

s-太陽光 自然電力 1706  (3)
穴掘っている間に、どの苗を植えるか、できるだけいろいろな苗を混ぜながら、また
日当たりなども考えながら、苗を穴に置いていきます。
そして、 苗を、さっと水の入ったバケツに入れて、水を含ませて、植えていきます。

s-太陽光 自然電力 1706  (5)
保湿、栄養、草防止を考えて、苗ごとに、落ち葉と藁を置いていきました。
乾燥しているので、水も苗にやりました(通常は、やらなくても大丈夫)。

s-太陽光 自然電力 1706  (6)
落ち葉が飛ばないように、落ち葉の上に藁を敷いてやりました。
雨が降れば、根も元気に伸び始めると思います。

そして、9月には、きっと根が活着して、育つ様子が見れるようになると思います。





太陽光発電設備の植栽にポット苗

s-ソーラー植栽 (2)
太陽光発電設備の植栽に、ポット苗が使われました。
利用されたポット苗は、八ヶ岳在来の広葉樹の低木の苗です。
  ニシキギ、マユミ、ツリバナ、ガマズミなど

本来、数本を植えれば、競争して成長も促進され、
数年後には、ソーラーパネルを少しづつ遮蔽できるのですが・・・。

苗は元気に芽をだしているので、これからド~~ンと成長をして、
そして、八ヶ岳の樹木に囲まれた施設になると期待しています。

北杜市も景観条例で、植栽を呼びかけています。
既に1000カ所以上あるソーラー施設に利用されればと願っています。

太陽光発電設備の植栽にポット苗

ポット苗が、太陽光発電設備の植栽に使われることが決まりました。
s-1510石堂県道側4- s
住民の忍耐強い交渉で、既存の施設ですが、観光道路でもある大泉町から清里に抜ける県道28号沿いに
できている太陽光発電設備の周囲に植栽することがきまりました。

森を伐採しての太陽光発電設備なので、周囲の住民のショックは大きく、署名活動などを通して、
事業者に植栽をお願いしていました。 植栽は、できれば、元の自然の森のようになればいい。 
またどうせなら、楽しめる植栽になればいい。 
事業者にとっては、日陰になるのは避けたい。
そこで、周囲の自然にあった在来種で、低木を栽培している当会のポット苗が使われることになりました。

景観への配慮が遅れていた北杜市ですが、今年の夏ごろには、太陽光発電設備の周囲に植栽を求める景観条例もできます。
これがモデルとなって、今後、太陽光発電設備に植栽が進んでいくことを願っています。
そして、その景観づくりに、ポット苗が役立つことができれば、大変嬉しいです。

庭を里山風に

里山らしく、在来種の植樹をしたいので、相談にのってくださいとの問い合わせがあって、
おたずねした所は、すばらしい庭でした。

s 森下植樹 (1)
南側に山桜を植えるのはどうでしょうとご提案。
桜並木は夢ありますねと、山桜を中心に植えることになりました。

s 森下植樹 (2)
ピンクリボンが苗です。
植樹後は、落ち葉でマルチングをされたそうです。

草の中で元気に育つ苗

この5月に植えた苗です。
草取りができず、草に埋もれていましたが、苗は無事成長していました。
草が、保湿や日陰づくりなり、さらに、土を耕してくれたようで、
根はしっかりしています。
しかも、草はシカ防止に役だちました。
s-1510 鈴木4
手前は、ムラサキシキブ。 既にムラサキの実をつけています。
s-1510 鈴木1
s-1510 S邸 2

桜並木を作りたい

育苗場の北側を桜並木にしようと、桜のポット苗を植栽しました。
同時に、東側には、ニシキギなどの低木を植栽。 風よけ効果、それに紅葉が楽しみです。
2-3年もすると、成長して若木が目に入るようになって、いい雰囲気になると期待。

s-1510育苗植栽 (3)
まず、穴を掘って、そこにポット苗を仮に入れていきました。

s-1510育苗植栽 (2)
根を水につけてから植えて、その上に、枯れ草を敷きました。 これが冬の防寒と保湿になるはず。

s-1510育苗植栽 (1)
ちょっと難ありのポット苗木を使ったので、余計成長が楽しみです。
早く、並木のようにならないかなぁ。 

HPを開きました。

HPを開きました。

まだ途中ですが、どうぞごらんください。

樹木を育てる会
http://jyumokunokai.jpn.org
プロフィール

jyumokunokai

Author:jyumokunokai
私たちは、八ヶ岳自生の広葉樹の苗木を扱いが簡単なポット苗にして育てています。
森をみると心が和みます。 森を作る樹木には、いろいろな力があります。人を和ませる力、防風、防音に保水力、更に、心地よい景観や木陰、四季を彩るなど、樹木の力は無限です。そんな樹木が森だけでなく、まち中や庭にも広がっていくことを願っています。

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